鎖骨の痛みを荏胡麻と乳酸菌で治す話
当院では月に1度、Bi-Digital O-Ring Testの先生向けのセミナーを開催している。
たまたま前回の勉強会で海老名市から来られた先生から、
「患者の鎖骨の痛みが取れなくて困っている。何か知恵はないか?」
と相談を受けた。
患部の写真があり、確かに赤く腫れている。
経験上こういう場合は荏胡麻と乳酸菌が効くので勧めた。
質問された先生は「荏胡麻と乳酸菌?効くの?」といった感じだったが、今月の勉強会で結果が出たという。
荏胡麻を飲んでから4日目に殆ど痛みが取れ、患者に感謝されたという。
質問された先生はどうして荏胡麻と乳酸菌なのか、理由を聞かせてくれと言う。
理由は簡単で、鎖骨の痛みといのは数からいうと少ない。
殆ど起こらない。
しかし痛むというのは余程回復力が悪いか、患部の混合感染が原因である。
いずれにしても回復力は腸を整えないといけないので乳酸菌、混合感染はウィルスの問題が難しいので、抗ウィルス剤として荏胡麻を勧めた。
これだけの理由であるが、「そういうものですか・・・・。」と質問された先生は感心していた。
Bi-Digital O-Ring Testを学んでから難しい患者が増えた。
しかしそういう方を診ていくうちにある特徴に気がついた。
それは免疫力が弱い、つまり腸が良くない方が殆どだ。
そして粘膜に異常を持っている。
花粉症やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などだ。
だから鼻や喉が弱い。
そして婦人科の病気を持っている方も多い。
次に口腔内や顎関節に問題がある。
腸が弱く、粘膜に問題、口の中がダメ。
ビックリするぐらいワンパターンである。
治療法は簡単で、腸には乳酸菌、粘膜は耳鼻科で診てもらう、口腔内は歯医者だ。
ここを整えただけで、殆どの病気は良くなる。
その上で個別の症状に取り組めば良い。
混合感染なら医者で抗生剤をもらい、あとは抗ウィルスで治る。
極めて簡単な話なのだが、中々患者の常識になっていない。
荏胡麻と乳酸菌だけでもかなり治せるので、最近は確信になっている。
是非覚えておいて欲しい。