友だちの数で寿命は決まる
友だちの数で寿命は決まる
石川 善樹 (著)
気になるタイトルなので読んでみた。(本編引用)
・ 「つながり」が少ない人は死亡率が2倍になる。
・ 同僚があなたの寿命を決めている
・ 「つながり」が単調な男子校出身者は早死する。
・ お見舞いに来てくれる人の数で余命が変わる。
・男性の場合、息子の嫁に介護されると亡くなる確率が最も低く、その次が娘、そして妻に介護されると一番寿命が短かい。
・女性は夫に介護されると亡くなる確率が最も低く、息子の嫁に介護されるとそうでない場合と比較して4.3倍も亡くなりやすい。
健康寿命は脳トレではなく、人間関係で決まるとは衝撃的な結論である。
これらはすべてビッグデータを分析して割りだされたものだ。
暴飲暴食より人間関係で、人の寿命が変わるのである。
私も病院勤務時代、孤独なお年寄りは早く亡くなるなぁと感じてはいたが、ここまではっきり出されるとショックである。
東京では今一番多い世帯が1人世帯だという。
一昔前の家族4人が崩れている。
孤食という言葉も聞くが、人とコミニュケーションがなく、弁当を買うときにコンビニの店員さんと話したのが今日初めて口を開けたという。
将来の日本に少し不安を感じた。