懲りてから本気

糖尿病でもがんでも症状が小康状態の時はなかなか本気で治療しようとしません。何かのキッカケで一気に悪化して、懲りないとだめです。昔は少し悪くなっただけで患者さんに注意していましたが、最近は大問題でない限り放任しています。ですから最近はいい先生と言われてしまいます。
「○○をやりたいのですが・・・。」
「いいですよ。」
「○○はどうでしょうか?」
「いいですよ。」
やりたいと言われればいいといいます。大火傷をしないと範囲で。結局、自分で体験しないと人は納得しません。ですから懲りてからが本当の治療が始まります。