唾液の効能
以前テレビで双子のおじいさんが一人は若く、もう一つは年相応だった。若く見えるおじいさんは奥様に先立たれ、若い奥さんをもらったという。その双子、まるで親子ほど違う。よく見れば年の離れた兄弟だが、こんなに違うものかと思った。テレビでは唾液の話をして、若い奥さんとキスをするとアンチエイジングだという説明をしていた。唾液の効能は下記の通りである。
- ゆっくり噛んで食べれば急激な血糖値の上昇を抑えられ、少ない量で満腹感を味わえる。
- 口の中が乾くと口臭の原因になる。
- 唾液が十分出れば歯磨き粉はいらない。
- 唾液の中に成長、新陳代謝、脳の活性化など若返りホルモンの働きがある。
- よく噛むことで顎関節に刺激がいき認知症予防になる。
前回書いたマクロビの本にも100回噛めと書いてあった。若い奥さんとのキスは中々誰でも出来ることではないので、よく噛み唾液を出せば出すほど、元気になれる。一人暮らしのお年寄りが誰ともしゃべらず、歌わず、噛まずでは早く老けたいと言っているのと同じである。改めて唾液に感謝したい。