昔の生活
最近はテレビで健康ブームなのか特番が多い。
ある番組で「ご飯に麦を入れるといい。」とやっていたので、早速押し麦を買って炊いてもらった。
子供の頃は麦入りご飯が当たり前で、「うちは麦を1割しか入れていない。」と言っていてもよく見ると3割ぐらい入っていたものだ。
白米も一番大事な胚芽などを取ってしまっているから、栄養的にも完全食ではない。
麦を入れるとミネラルや繊維などがあってとても良いという。
そしてぬか漬けを勧めたり、味噌も簡単に化学薬品なでど作ってしまうものではなく、蔵で1年ぐらい熟成させた蔵味噌が良いという。
「麦飯」「ぬか漬け」「蔵味噌」なんて事はない、子供の頃に当たり前にやっていたものだ。
40-50年もの時間をかけ、和食から西洋食を取り入れまた戻っている。
西洋食は高タンパク、高脂肪などでがんなどの発症率が高く、和食を見直しがんの発生率を下げている。
本家本元の日本でまた和食というのはおかしな話だ。
以前ある社長が、子供の頃貧乏で大人になったらせんべい布団ではなく、ふかふかの布団で寝たいといって買ったら、腰が痛くて寝られないという。
結局、硬いせんべい布団に戻したという。
歴史は本当に繰り返している。