アトピー性皮膚炎の治療のコツ
アトピー性皮膚炎の患者さんが続いている。この時期は暑いので子供がかゆがって、引っ掻いてしまうとなかなか治りにくい。身体が温まると痒みが出るので、よくぬるめの風呂(38-39℃程度)を指導している。痒い時に入ると、皮膚温が下がり痒みが弱くなる。酷い場合はお風呂にウーロン茶を入れるように指導している。ペットボトル1本程度を入れるといい。ウーロン茶には皮膚の炎症を抑えるのと乾燥させる効果があるので少しグジュグジュしている皮膚炎にはいい。では実際何処から治すかというと、子供なら間違いなく鼻と腸を診る。花粉症があったり、口呼吸など治さないとアトピー性皮膚炎は治らない。兎に角鼻が大事である。EAT(Bスポット療法)が第1選択である。その後で、腸を診る。どんな便なのか調べて、良くなければフードチェック、口に入れている物全てを調べる。次に生活環境、寝室や居間、電磁波なども調べる。ダニやハウスダストに反応している方は徹底的に寝具も掃除も指導する。これでも治らなければ殆ど精神疾患である。我が儘の強い子だったり、かんしゃく持ちなど性格を疑う。我慢できない子供などにも多い。少しずつ生活の中で訓練するか、集団生活がいい。やることは定番なので、一つずつ調べていけば何とかなる。