非結核性抗酸菌症について

患者さんが非結核性抗酸菌症になったという。聞き慣れない名前だが、結核菌以外の抗酸菌(結核菌の仲間)で起こる病気で人には移らないのだが、これを飲めば完全という治療がなく抗生剤のクラリスなどが処方されるが、最終的には自分の免疫を上げるしかない。特に女性で細身、胃腸虚弱の方にはよく起こる。ある程度年齢がいった方に起こるので、どうしても免疫との戦いになってしまう。色々と調べたら、これはMAC菌が原因なのだが、42度ぐらいの環境で感染するという。特に風呂場などのぬめりやシャワーが危ないという。このことは以前から分かっているのでも年配者にはEAT(Bスポット療法)と乳酸菌を勧めていた。しかしこの2つをちゃんとやっている方に非結核性抗酸菌症が起こってしまい、新たな対策を考えなくてはならなくなった。このままほおっておくと毎年起こしかねない。この方は以前からがんを2回やって喘息もあったので、まずはアレルゲンのチェックを血液を採って調べる。次にBi-Digital O-Ring Testでフードチェック。次に自宅の電磁波のチェック。そして寒い時期になったら耳鼻科に通って戴く。場合によっては自宅でネブライザーや鼻洗浄などやることが沢山ある。がんや呼吸器は粘膜の病気だから、不要な外出やお見舞いなども注意が必要だ。今回、非結核性抗酸菌症にかかってしまい、次回かかるまで無策では能がない。東洋医学的な考え方で、予防の知恵をどんどん出し手を打っていきたい。