風邪と身体の器
トライアスロンをやっている方が風邪を引いた。少し長引いていて、久しぶりに自転車に乗ったら背中や腕、膝腰とやたらに痛いという。そんなに激しい運動をしていないのにおかしいという。身体を調べたら呼吸器の反応点がしっかり残っている。風邪が全然治っていないのである。身体に感染があると神経は興奮する。ちょっとのことですぐに痛くなる。皆さんは風邪を引いて少し体調が悪い時は、普段の7掛けと思っているが、実際は2-3掛けである。7掛けと思って普段の半分のことをやっても大丈夫だろうと思っているが、実際は器から溢れている。皆さんが2-3掛けと思っていないので、出ている痛みの理由が分からない。EAT(Bスポット療法)を勧めて分かっていることは、鼻の粘膜がどれだけ体調に影響があるかと言うことである。ちょっとでも風邪を引いたら別人と思うといい。それぐらい風邪の感染は体力を奪う。こういう事がわかって初めて予防に目が向く。失敗から学ぶことは多い。