諦めない気持ちとこのままでもいいやという気持ち

脳梗塞のリハビリで通っている方が、新しい治療が出ると試す。諦めない気持ちはとても大事だが、ほぼ毎回挫折する。終いには山中先生にiPS細胞でなんとか急いでもらうよう頼んでくれという。リハビリをしていると諦めない気持ちともう一つ大事な気持ちがある。それはこのままでもいいやという気持ちである。それでは諦めていることになるではないかといわれそうだか、少し違う。現状を受け入れ、あるがままに生きることである。何となく禅問答みたいだが、難病で完治が難しい場合は、この感覚は大事である。がんや鬱病はあるけど歩ける、ご飯が美味しい、お通じも大丈夫、今日も目が覚めた。現代医学で治らないことばかり責めても、気持ちは晴れない。段々人は年をとるとこのまま逝ってもいいやと感じる。出来れば前日には美味しいものを食べ、お風呂も入り、少しほろ酔いぐらいでこのまま目が覚めなくてもいいと感じる。そんな気持ちになった時は身体は病気でも、心は幸福である。それがまた身体に良い影響を与える。これは以前聞いた話だが、身体が悪いのだから心まで悪くする必要はないでしょう、体だけの問題です。これには唸った。諦めない気持ちと何となく悟った感覚、2つ持っていると結構幸せに生きられる。