自力回復出来た事を喜ぶ
若い頃に仕事をバリバリこなした方でも年を取れば、中々昔のように身体は動かない。
しかし中には若い頃と比べても、そんなに遜色なく仕事が出来ると豪語している元気な方がいるが、我々から見ると大事なのは出来たことではなく、仕事の後身体がどうなるかである。
特にライオンタイプの方は出来た話ばかりで、自分の身体を見つめるという習慣がない。
時々限界を超えると身体は口内炎や咳、肋間神経痛、胸の苦しさなどのサインを出し、もう限界を越えたと教えてくれる。
それでも元気な方は何か栄養剤のようなものを飲んで、また頑張ってしまう。
頭にあるのは出来たか出来ないかで、その後身体が自力回復したかという基準を持っていない。
若い頃は自力回復など考えたことがないから仕方がない部分はあるが、さすがに50代を越えたら回復の程度に目を向けて欲しい。
激務の後、身体が回復しなければ少し詰め込みを止めるとか、仕事の前後に身体のメンテをするとか、スケジュールを組み直しするとかいくらでも手はある。
「仕事が出来たこと」より「自力回復で身体が元に戻ったこと」を基準にして欲しい。