「がん」を「ぽん」に変えてみる

Bi-Digital O-Ring Testを勉強してからがんの患者さんを扱う事が多くなった。
昔はがんは100人に1人で、すこし時間が経って10人に1人になった。
今では10人に3.5人で、30万人が毎年がんで亡くなっている。
やがては10人に6.5人になるという。
3人に1人が3人に2人になる。
統計を見るとがんと言われた方の半分が亡くなっている。
テレビでも最近芸能人のがんが多いので、「乳がん」「大腸がん」「膵臓がん」「食道がん」と聞いても驚かないが、依然として、「がん=死」というイメージは変わらないと思う。
これはある本で読んだのだが、「がん」を「ぽん」に変えるだけでも雰囲気が変わるという。
「かかりつけに胃がんと言われて国立がんセンターで詳しく診てもらったら、余命半年の末期がんだと言われた。」
これを「ぽん」に変えると、
「かかりつけに胃ぽんと言われて国立ぽんセンターで詳しく診てもらったら、余命半年の末期ぽんだと言われた。」
「僕は胃ぽんだけど、君は何ぽん?」「私は子宮ぽんと乳ぽん、今度肝臓ぽんを調べるの。この間友達が食道ぽんと膵臓ぽんって言われたみたい。」「大変だね。俺の友達は血液のぽんで、今度抗ぽん剤だって、かなりぽんの状態が進んでいるみたい。」
かなり雰囲気が変わるのではないだろうか。
言葉遊びみたいだが、がんを患い笑うことすら出来ない方は多い。
笑うと免疫が上がることはわかっているので、心の中で「がん」を「ぽん」に変えてみてはいかがだろうか。
この文章を読んで笑っただけでも免疫は上がっている。