乳がんについて
最近、乳がんが多い。
Bi-Digital O-Ring Testの師匠ががんばかり診ているので、おこぼれで患者さんが来る。
また他の先生からの紹介も多い。
そういう方達を診ていて感じるのは、「基本を押さえていない。」ということだ。
何の本で読んだかは知らないが、「乳がんが切ったらダメ。」「抗がん剤は最悪。」「がんは玄米菜食だけで大丈夫。」を信じて、「切らないで治る方法を探しているのです。」とか、「漢方薬だけで治療したいのです。」と言ってくる。
話を聞くと初めから、「手術」と「抗がん剤」は拒否で、段々大きくなってしまって病院でも調べていないという。
Bi-Digital O-Ring Testで何とかならないかという。
我々、Bi-Digital O-Ring Testで診る場合、必ず病院との併用が義務化されている。
現代医学は完璧でなく、Bi-Digital O-Ring Testもすぐれたところは沢山あるが、これまた完璧ではない。
見落としもあれば測定ミス、勘違い、原因不明はいくらでもある。
だから複数の目を持って病状を正しく把握していく必要がある。
乳がんの初期で手術をして、ある程度の期間、抗がん剤やホルモン療法をやれば何の問題もない方が、それを拒否して健康食にはまり、どんどんがんが大きくなって今となっては手術も難しいと言われてしまったという話をよく聞く。
本当に乳がんは健康食品だけで十分治るのだろうか、極めて疑問である。
そういう方達の話は必ず、「○○さんがそれでがんを治した。」と言ってくる。
我々から見ると、「○○さんには効いたかもしれないが、それがあなたに合わなかったらどうするの?」と言いたい。
また、他の患者さんは「△△先生に診て頂いている患者さんは90%も乳がんを治している。」と言う。
では、「あなたが残りの10%に入ったら、どうするの?」と聞くと、「私は入らないと思う。」と必ず言う。
誰も自分ががんになるとは思っていない。
病院の標準治療(標準とは普通という意味ではなく、最高の治療という意味)を受けた後で、乳がんだと数年後の再発がよくあるから、そこをBi-Digital O-Ring Testや温熱、食事療法を駆使して再発する確率は下げることは出来る。
Bi-Digital O-Ring Testは現代医学で検査できない微小がんや手術後の体調管理はとても得意である。
現状では一生がんにならないようにすることは不可能である。
がんは暴れだしたら手がつけられないから、超早期発見と管理しかない。
魔法の医学などない。