今回の国際学会で学んだこと

9月21日(金)~23日(日)までスロベニアでECIMの国際学会があった。 これは遡ること4年前に、私の師匠の下津浦先生の所に初代スロベニアのLojze Peterle首相が訪ねてきて、「今ヨーロッパは医療崩壊しつつあるという状況ではない。もう崩壊している。例えば抗がん剤だが、高いものは1ヶ月2000万円(現在は月に5000万円するものもある。)する。それで治れば良いが、亡くなる方は多い。だから世界の中にお金のかからない医療で、予防医学にすぐれたものを探していたらBi-Digital O-Ring Testを知った。是非我々の学会に参加して欲しい。」との要請で4年前にセルビアで初の学会が開かれた。その時は日本から130人ぐらいが参加して、ヨーロッパに大きな影響を与えた。今回も発表してきたが、毎回国際学会で感じることはどうしても発表が英語なので、発表内容はプロに直してもらうにしても、発表後の質問が大変である。まず正確に質問の内容を掴むことが難しい。だから私などはなるべく質問が来ないように発表内容に入れてしまう。今まで何人もの先生が鋭い質問をされ、しどろもどろになった場面を見てきているので、そこだけがいつも気がかりであった。しかし今回参加して日本の代替医療の第一人者の川嶋朗先生から、「質問がわからなかったら何度でも『I don’t understand you.』といいなさい。何度でもいいから、わかるまで。わからないのに答えようとするからおかしくなってしまう。日本人はそういうところがある。『I don’t understand you.』と言っても決して恥ずかしくはない。何度も言えば相手は質問の内容をわかりやすくしてくれる。そして場数を踏むと慣れる。」と教えて戴いた。これには唸った。一つ一つ場数を踏むことは大事だが、これを教えて戴いただけでどれだけ気が楽になったかわからない。これは今回の国際学会でとても大きな収穫だった。