「老モルハウス」と「クマサカガイ」


先日休みの日に「東京ドイツ村」に初めて行った。気温が低く外のアトラクションは楽しめず、夜のイルミネーションまで時間があったので、少し園内を見ていたら小さな動物園があった。入ってすぐの所に「老モルハウス」と書いてある。今まで仕事をして年老いたモルモットに余生を穏やかに過ごしてもらうための家だそうで、何か郷愁を誘った。横に餌のキャベツがあったので、思わず買ってあげていると現役ではないかと思うぐらい皆元気である。還暦ぐらいになると普通に花が綺麗とか、イルミネーションが綺麗なのは結構だが、中々それだけでは心が動かない。


以前、沖縄のちゅら海水族館に行ったときも亀か何かが背中に色々なものをしょっていないと落ち着かないという。背中にしょっている物を取るとまたしょうという。奇特な亀がいるものである。


そんな話をしていたら患者が「クマサカガイ」がそれに当たるという。色々な貝を自分の背中につけるという。どうも同じ種類の貝をつけたがる。2枚貝をつけるときは内側を見せながらつけるという。巻き貝しかつけないのもいるという。


まだまた知らないことばかりで最近は少しひねくれたことに興味が出てきた。