検査に出ない足の治療

常連さんが足が治らず困っている。レントゲンや検査をしても何も出ない。痛みがあるわけではないが、運動で足を使うと明らかに右と左で差が出るという。こういう場合は鍼灸の適応になるが、灸が合わず、鍼は効くが時間が経つと完全に元に戻ってしまい改善の雰囲気がないという。こういう場合はどうしたら良いのかと聞くので、「考え方としては検査で何か出れば一番いいのですが、血行不良ならサーモで出ますが、機能不全は出ません。脳ならfMRIというので、機能を調べられますが、足は筋電図ぐらいしかありません。筋電図も麻痺や明確な筋萎縮があれば出るでしようが、この程度は無理だと思います。Bi-Digital O-Ring Testを使って神経伝達物質を測る方法はありますが、結局何かの物質の変化がわからないと治療方針が立ちません。そうなると外からの刺激で、塗るか貼るか、擦るか巻くか、照射するかなどになります。以前から勧めているのは『山本化学工業』のバイオマットです。効果は個人差があります。あと塗るのではココナッツオイルを使う先生もいます。後は悪い方の足だけ、加圧トレーニングをする方法。テラヘルツを照射する方法。結局どういう刺激をどれだけ与えるかがポイントですが、何を増やせば良いのか減らせばいいのかが分からないでやっていますから、治療効果は実験するしかありません。やがて医学が進み足の機能検査が出来るようになると、酵素なのか、ウィルスなのか、ホルモンなのか他の物質なのか、異常値を見つけられるでしょう。そうなると患者の訴えと検査の結果が一致します。そういう時には脳の神経伝達物質などとの関係も明らかになる時代がやがて来ます。そうなれば患者が訴えていて医者が、『異常はありませんが・・・。』という時代が終わります。何年後かはわかりませんが、今はまだ実験して効いた効かないと言うしかない時代です。」と説明をした。患者はなるほどなぁと言う顔をしていた。