電磁波測定士を取得して
先日ある学会で鬱病に関して発表していたら、知り合いの医学部教授から、「君の電磁波に関しての発表は曖昧すぎる。僕が測定器具から勉強方法を教えるから電磁波測定士をとりなさい。」と指導を頂いた。
今までBi-Digital O-Ring Testで電磁波の話はよくしていたが、良い機会なのでゼロから勉強しようと先日、電磁波測定士2級を取得した。
日本電磁波協会
https://www.emfa-japan.org/
内容的には6時間ほどの講義と実技、試験で取れるのだが実に詳細なことまで教えてくれる。
今まで何となく理解していたものが間違いだったり、別の視点で物が見られてとても学びの多い講習だった。
少し学んだことを羅列してみたい。
「電磁波は3つに分かれ、『電場』『磁場』『波』で対策が違う」
「電気器具をコンセントにつなぐだけで『電場』は発生するが、磁場は発生しない」
「日常生活で意外と電場が高いのはノートパソコン」
「液晶テレビはアンテナがアースになり意外と高くない」
「ここ50年で電気の使用量は10倍」
「昔の家屋の電線は150m、今は950m」
「家の中で電場が危ないのは2階の床。」
「諸外国ではアースが義務だが日本はなく、配線ルートは無計画」
「鉄筋コンクリートは躯体自体がアースになっている」
「携帯電話は通話時、優先イヤフォンがお薦め」
「枕元での携帯電話充電は国際がん研究機関が脳腫瘍の可能性を示唆」
「高圧送電線の電磁波影響は60mでほぼ基準値以下」
「リビングでは電気式床暖やこたつが問題」
「電子レンジの問題はスイッチを入れてからの磁場」
「IHクッキングヒーターは最近、基準値を満たしている物が多い」
「太陽光発電は直流なので問題なし、ただし売電時に交流変換は対策が必要」
追々、詳細を説明していきたい。