日焼け・紫外線について

常連さんがアウトドアスポーツでしっかり日焼けしている。少し火傷気味なので、オロナイン軟膏を塗っていたという。もちろんそれでもいいのだが、我々は火傷と聞くとすぐに「紫雲膏 しうんこう」が頭に浮かぶ。昔田舎では子供が火傷をするとすぐにおばあちゃんが、「紫雲膏を塗っておきなさい。」とか、「アロエがいい。」とか言っていた。家庭の常備薬であった。しかし最近は火傷の話をほとんど聞かない。薪はないし、石油ストーブもない、ガスがIHクッキングヒーターに変わり、お湯もポットで沸く、温めるのは電子レンジで火を見ない。キャンプで火を見ると何となく懐かしい気持ちが昔以上に強いのは、火を見ない生活をしているかもしれない。この日焼けだが以前病院研修で、肺がんの女性が日焼け止めを塗っていたらがんに悪影響があることが分かり、原因を調べたら「酸化チタン」だった。外国でも一部言われたり、日本国内でも酸化チタンを取り扱う作業者に対して注意が促されている。日焼け止めには大きく、「美白」と書かれているが、成分はこの酸化チタンである。あまり連続使用はお勧めしない。早速Bi-Digital O-Ring Testで師匠が良い物を調べてくれた。「アンテアリーセラムメイクベース」である。ちょっとした話しが患者さんから出ると、少しはいい話が出来るようになってきた。