陀羅尼助と母親
坐骨神経痛の方でブログを見てきた方が、数回の治療で良くなった。やったことは胃薬を合わせてお腹を揉んだだけ。胃薬は色々と調べたら「陀羅尼助」か良かった。この薬は以前、本人が飲んでいて途中で止めてしまったそうだが、私に言われて再開してからすこぶる胃の調子が良いという。胃が良くなれば腰は良くなるので、坐骨神経痛の治療成績もいい。本人は一生腰痛とつき合う覚悟が出来ていたそうだが、こんなに早く良くなるとは思っていなかったそうである。陀羅尼助も胃が楽なら当然減らしていい。「もっと胃と腰が楽になれば止めてもいいものですか?」と聞くので、「減らすのはいいが、止めない方がいい。理由は例えば子供の頃は母親にべったりくっついて育ててもらっただろうが、大人になると時々電話する程度でも親の存在を感じると安心する。胃もそう思えば良い。薬がなくなると何とも胃は不安な気持ちになるが、微量でも入ってくるだけで胃は反応する。1度何かの病気をやった方は『道がつく』という言い方をして、悪条件が揃えばまた悪くなる。微量でも入れておけばそれを防げる。」こんな説明をしたら納得していた。