メンテがうまい方の特徴

今日来た常連さんは身体のメンテがとてもうまい。「明日は大きなイベントがあり、少しでも身体にゆとりを持たせたいのできた。」と言う。身体を診ると大きな問題はなく、本当に余力を増やすためだけに治療に来ている。中々こういうメンテは出来ない。普通の方はある程度定期的に来ても、「結構今日は酷い。」とか、「意外と問題なかった。」と感想を言っている。自分の現状把握が出来ていないわけだ。時々、鬱病の常連さんで、「今日腕がダメなのはメンタル。普段より2割ほど硬いと思う。その影響が首まで行っている。鍼を使わないと取れないと思う。」と分析から治療法まで言う方がいる。しかしこれは稀である。ルーティーンの仕事の方は殆どが、意外と良かった、悪かったである。イベント仕事の方はある意味、メンテしやすいのだと思う。よく言うのはイベントで人に見られ場合、話の内容よりも演者の表情を見ているという。我々の仕事も似た所があって、説明の内容より、我々の顔色を患者は見ている。我々が明るい表情で言えば安心し、少しでも陰りのある顔をすると途端に不安になる。人前での仕事をする方はメンテ上手になって戴きたい。