捻挫に必要な2つの治療
日舞をやっている常連さんが足をくじいた。普通の捻挫と思って処置したら、「寝ている時に痛む。」と言う。これは足に荷重がかかって痛むのではなく、血行不良の可能性を感じた。普通に痛めたのなら「竹虎 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00CFBB0W4/ref=ppx_yo_dt_b_search_asin_title?ie=UTF8&psc=1」がお薦めである。これは「足首のサポート」と「土踏まずのサポート」の両方を兼ね備えたスグレモノである。この方はデスクワークなので、午後になると足がだるいという。捻挫の後からしばらく冷たい湿布が気持ちが良いので続けていたという。こうなると血流対策が必要である。よく足がつった時に「芍薬甘草湯 しゃくやくかんぞうとう」を使うが、これは足の血流剤と痙攣止めである。これで良くなれば完全に血行不良である。念のため、日舞で良くする格好(膝立で中腰の姿勢)をしてもらったら、これも痛むという。これは患部が伸ばされた痛みであり、足をくじいて靱帯などを痛めたためであろう。これにはテーピングをした。結局、捻挫の痛みが取れない理由が2つ(血行不良と靭帯損傷)あったわけだ。これは少し見逃しがちである。通り一遍にただ冷やせばいいと言うことはない。詳しく症状を聞いてわかったことである。結構捻挫が長引いている方の中にもこういう方は多いのではないだろうかと思った。