臓器の強さ
長年仕事をしていると、「臓器の強さ」に関して感じることがある。例えば胃と肝臓でお酒を飲んだ場合、肝臓が強ければ、胃炎を起こすまではお酒を飲める。胃が強ければ肝臓が音を上げるまで飲める。その時胃は何ともない。辛いものを食べる場合でも胆嚢と胃で胆嚢が強ければ胃が辛くなるまで食べられ、胃が強ければ胆嚢が痛みを出すまで食べられる。胃腸でも同じで、胃が強ければ腸の不調(腹痛・便秘・下痢)を起こすまで食べられ、腸が強ければ胃炎まで食べられる。現実問題、弱い臓器が基準になってしまう。これは関節と筋肉でも同じである。筋肉が強ければ関節を痛めるし、関節が強ければ筋肉痛・炎が起こる。これが良いバランスの方だと、「何となく全身疲れた。」となる。中々こう言う方はいないが、人はどこか弱点を持っているものである。