体験したから分かったこと

今年の正月はぎっくり腰の実験をして失敗して、動けないことから始まった。
今までも何度が実験をして、考え方が変わってしまったのでその話をしたい。

1.ぎっくり腰-以前は、「ぎっくり腰は腰の炎症だから冷やして風呂はダメ。」と言っていたが、風呂で温めて楽になったという声が増えてきたので、自分が腰を痛めたときに実験してみた。入ってみてビックリ、痛みが半分以下になっていた。その体験以来、ホームページのぎっくり腰について「冷やして風呂は禁止」を全て削除し、「風呂に入りなさい」と変えてしまった。
2.痔-以前から私自身、痔があり、ちゃんと治療をすれば治ってしまう程度だが、何かの実験用に大切にとっておいた。痔に関しては患者さんに、「大酒飲みは痔に悪い。」と言っていたが、何故か自分で実験してもお酒の量と痔が連動しない。ある時近くの焼き肉屋に久しぶりに行った翌日、大量出血した。何が原因だろうと考え、大酒は飲んでいなかったので、「肉の脂?」「唐辛子?」と考え、近くの肛門科の先生に聞いたら、「唐辛子のカプサイシンが血中に入ると血管を痛める」と教えて頂き、それ以来当院のホームページの痔に関して、「大酒注意を刺激物の摂取注意」に変えてしまった。
3.喉の痛み-少しぐらいの喉の違和感ならトローチをなめる方は多いと思う。以前、実験したときにどこまでなめたら楽になるのか試したら、途中から喉の痛みが悪化してしまった。何故か調べたらなめすぎて唾液が出なくなり、逆に炎症が起こってしまった。それ以来トローチは程々にと言っている。

何事も実験して体験しないとわからないことは多い。当然これは私の性格と職業病であるが、世の中にはまことしやかに広まっている間違った治療法も多い。これからも怪我や病気を大事に温存させながら、新しいことがわかったら報告をしていきたい。