嫌なことかあった時は走ってはダメ
常連さんが珍しく首が辛いという。調べてみるとストレスや不眠の時に反応する筋肉が硬い。話を聞いてみたら、「テレビの仕事で緊張した。少し参った。」と言う。身体の反応は「拒否」で、嫌で嫌で仕方がない状態である。こう言う時は以前から書いているように身体の末端が硬くなる。調べてみると肘下の腕、膝下ま脛、ガチガチである。いかに嫌だったかが伝わる。こう言う時に走って汗をかいて、気分を壮快にしようとする人がいる。しかし脛が硬い状態でいつもより速く走ったり、長い時間走って腰痛で来る方がいる。本人は脛が硬い感覚がないから、何とかリフレッシュと思っているが、脛に必要以上に負担をかければ腰が負担がかかる。うちに来て、初めて身体を良くするはずが逆に痛みが出てしまった理由を知るが、完全に落とし穴である。散歩やお風呂で脛をほぐした後に走れば何の問題もないのに、気合いのある人はすぐに走って結果を出そうとする。気持ちは分からないでもないが、方法が間違っている。何事も負担をかけた後は、1度リセットしてから次に行動を起こすといい。