殺す治療からよせつけない治療へ

以前新聞を読んでいたら、
「ダニは、ジャスミンの香りが苦手なことが、家庭用品メーカー「花王」などの研究でわかった。「におい」を使った新たなダニ撃退法の開発」
との記事が目にとまり、とても興味を持った。医学の発達における薬の開発は「いかに細菌やウィルスを殺すか」で基本的に敵扱い。共存の考え方がない。その結果どうなったか、次から次へと耐性菌が出てきてまるでいたちごっこ。このよせつけない工夫というのは病気の治療以外でも応用できるのではないか。例えば人間関係・・・存在を認めながら、よせつけない。今後この考え方が医学会に広がると根本から崩れる治療法が多くありそうだ。