全く違う内股の痛み

昨日は全く違う原因の内股の痛みの方が来た。はじめの方は鼠径(足の付け根)の手術をしていて、足の浮腫を気にしていた。突然膝の上の内股が腫れ歩くのも大変だという。触ってみたら赤く腫れている。手術した先生も、「血管やリンパをいじっているから・・・。」と腫れるのを気にしていたという。こうなると出来れば手術した先生、だめでも血管外来の先生に診て頂かないといけない。近医の血管外来で診て頂き、血を抜いてもらったら楽になったという。もう一人の方は透析をしている。少し足が浮腫み同じように膝の上の内股が痛いという。触ると少ししこりがある。超音波で診たら皮下にしこりがあり、血管などは大きく関わっていない。これば分かると当院でも治療ができる。オイルを使って腫れている足からリンパを鼠径に戻すためにマッサージをする。痛い治療だが触りながらどんどんしこりが小さくなってきた。自宅でテルミー(温熱器)を使って暖めるとしこりは小さくなると言う。同じ日に全く原因の違う内股の症状に忙しい日であった。