清潔と清潔感
これは昔テレビを見ていたら、ある刑事が、「犯罪者の女性から事情を聞く場合、清潔感のない刑事が聞いても口を割ってくれない。いくらその刑事がお風呂に入ったあとでも、女性が感じるのは『清潔感』で実際の清潔とは違う。その女性心理がわかってから、相当清潔感に気を使うようになった。」と言っていた。これには思い当たる節がある。我々男性から見ればお風呂に入っていれば清潔、入っていなければ清潔でない。女性はたとえお風呂に入っていなくても爽やかな感じがあれば、それは「清潔感」がある。太った人が額に汗をかきながらでは、風呂上がりでも清潔ではないと判断する。よく恋愛も、「女性は上書き、男性は並列。」と言う。過去の男性を綺麗さっぱりの忘れ上書きするが女性。つき合った人を並例に並べて比べるのが男性。昔のことを確実に覚えているのが女性。男女差は性差だが、これは全て子育てに関係している。昔の辛い記憶を覚えておいて子供を危険から守るのが女性。子供を産んだ後、昔の男性をいちいち思い出していたら、産んだ子に愛情が注げない。この性差は子育てのために神様が本能として備えてくださったもの。物事を理屈で考え、どちらが正しいか議論するのが男性。終わりのない話を次々にしながら結論を出さずに共感を求めるのが女性。「そうそう、私もそう思う。」「次にこの話なんだけど・・・。」「分かる・・・。」男から見たら脈絡と結論のない話を永遠に続けている不思議な生き物である。この違いは一生涯埋まらない。