パソコン病のとなりは鬱病

以前からパソコン病については何度も書いている。原因は腕のこりで腕は自覚が出ないから、首や肩がおかしくなる。そうなれば当然、頭の血行不良が起こる。パソコンのやり過ぎでストレスがかかり胃がやられ、腸までおかしくなる。頭の神経伝達物質は腸で作るから、益々頭が働かなくなる。これが続けば簡単に鬱病になれる。だから我々は腕のこりを診ると、「この方、鬱病大丈夫かなぁ。」と思ってしまう。患者はただ首が痛いとしか言わず、鬱病になるなどと全く思っていないから、いざ鬱病が発症すると、「こんな事になるとは思っていなかった。」と言う。我々は、「そりゃ、なりますよ。鬱病になる条件は殆ど揃っています。我々はやはりなりましたかという感じです。」と言ってしまう。当院で通っている方なら早めに腕のこりを見つけ手を打ってしまうが、30代40代で鬱病で来る方は間違いなく、腕は硬いし胃腸は働いていない。Bi-Digital O-Ring Testで頭の神経伝達物質を測ると、「こんなに低ければ全く頭は働いていません。ご飯を食べて、テレビを見て、日向ぼっこぐらいの生活しか出来ないレベルです。複数のことを同時に処理したり、新しいものを生み出す事など全く出来ません。」と言ってしまう。鬱病治療は投薬だけで何とかなれば良いが、ダメなら「腕」「胃腸」「鼻炎」「噛み合わせ」の治療がとても大事である。当院では鬱病で来るとこの点を指摘する。「鼻炎」「噛み合わせ」もすべて頭の血流を上げるために必要なことである。中々薬だけで改善しない方は少し治療の幅を拡げて戴きたい。