突然なくなった末端のこり

以前よりストレスによる末端のこりは何度か書いている。今日来た常連さんは先月と全く違う身体に変化してしまった。まずパソコン仕事なので、腕が相変わらず酷いと思ったら殆どこりがなくなっている。「きつい仕事が半分になったのか?」と聞いた、「全く変わっていない。」と言う。脛もこりがないし、お腹まで柔らかい。こういう事は何度か経験しているのて理由は「諦める」「悟る」「気がつく」のどれかである。中々坊さんでもないときがつかない部分は多い。心が変わると瞬間的に身体は変化してしまうことは以前から分かっていたが、その身体の瞬間的な変化は凄いものがある。一体、心にどんな変化が起こったのであろうか。聞いてみたらどうも、「気がついた」らしい。例えがいいかどうか分からないが、結婚に関して憧れを持っている人が、どうしても憧れの方と結婚できなくて別の方と結婚したとする。日々の生活で憧れの方が忘れられなくてストレスを感じる。当然身体にはその反応が末端のこりとして出る。しかしある時今のご主人との生活に不満はなく、何の不自由もない自分の幸福に気がつく。「憧れの方と結婚できなくて不幸と思っていたけど、結構今の生活問題ない。それどころか中々良い。主人に感謝しなくちゃ。」とこんな感じである。これで身体は変化する。昔から「自分の禄で生きる」とか「分相応」という言い方をするが、本人の気がつかないところで身体が変化してしまっているのだから、この気づきは、「魔法の気づき」である。但しこの方は末端とお腹は良くなっていたが、首のゆがみは残っていた。これは原因が噛み合わせである。魔法の気づきも噛み合わせまでは治せない。