骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について

女性がよく閉経後に骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を指摘され、医者から「カルシウムを摂りなさい」と指導されています。しかし現実はカルシウムだけでは骨がパキンと折れやすく、粘り気を出すためには「蛋白質」が必要です。そして、それ以外にも大切なものが後2つあります。「日光」と「振動」です。日光を浴びないとビタミンDが出来ません。ビタミンDは骨の材料となるカルシウムの吸収を助けたり、カルシウム不足の時は、尿の中からカルシウムを再吸収します。また骨へのカルシウムの沈着を調整し、骨形成を促します。骨には欠かせない栄養素です。もうひとつの「振動」ですが、それがないと新しく骨が出来ません。よく踵落としみたいな事が言われますが、体重をかけ足に振動が伝わって骨が形成されます。ですから寝たきりでは振動がなく、カルシウムと蛋白質と日光があっても骨はもろくなります。よくカルシウムや蛋白質を摂るのに、「牛乳やチーズ」と言われますが、私は牛乳は反対です。ではどうやってカルシウムと蛋白質を摂るのか。「小魚」と「きな粉」がお薦めです。「カルシウム」「蛋白質」「日光-ビタミンD」「振動」この4つが揃って骨は出来ます。