痔の管理

以前から「痔と免疫」の話は書いている。痔があると免疫が上がらない。身体の中には2人いて、「本人の気持ち」と「身体の本音」で「身体の本音」が痔を許さない。痔は出血すれば外部から菌などが入りやすくなる。基本的に人の身体は密閉されていて、穴の開いた所(口、鼻、耳、肛門など)は外敵から身体を守る仕組みがある。そこが壊れれば簡単に感染が起こる。感染が起これば免疫は下がる。特に便が硬ければ肛門通過時に切れ痔が起こってしまう。当然便を軟らかくする必要があるが、投薬など工夫すれば管理は出来る。しかし初めのうちは医者に診てもらうといい。中々自分の肛門の中(肛門管)を見れる人はいないし、自己管理が難しい。ちなみに痔は「胃腸科」ではなく、「外科」で診て頂く。出来れば「肛門科」の先生がいい。女性だと女医さんに診てもらいたがるだろうが、女医さんは大体忙しい。出来れば月に1度程度診て頂き、中を確認する。数ヶ月診て頂き、自分で管理が出来るまで通う。先生に、「もう大丈夫ですから・・・」と言われても通う。その頃には便の硬さのコントロールも出来るようになる。病院ではよく「マグミット」を出すが、最近は「モビコール」など、子供から使えるものもある。この痔のコントロールに関して、あまり病院では指導が出ないが、Bi-Digital O-Ring Testを使い患者の痔と免疫状態を診ていると綺麗に連動している。特に痔持ちの方は専門医とよく相談しながら管理して頂きたい。

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