頭を冴えさせるには
仕事柄何人も経営者が来ている。そういう方達を診ていていつも感じるのは、「鈍感力」「胃腸の強さ」「頭の冴え-直感力」の重要性である。「鈍感力」は以前、「社長は切れ者はダメ。鈍感に見せておいて、実際は繊細でないと仕事にならない。繊細さだけ表に出たら、人はついてこない。そこが難しい。」と書いた。中々難しい事だがとても大事である。「胃腸の強さ」は何度も書いている。「頭の冴え」を決めているのは「腸」である。胃腸に問題があれば腸は働かず、良いアイデアなど出るわけがない。「社長の判断」でも書いたが、社長が胃腸を壊していたら短絡的な判断しか出来ない。では「腸」を良い状態に保つコツは何であろうか。それは「空腹」「散歩」「オゾン」である。よく音楽家が曲が閃かないと散歩をするという。散歩中に閃いたという話は何度も聞いている。女優さんも部屋の中でウロウロしないと台詞を覚えられないという。結局、空腹にしても散歩にしても、腸が喜んでいる。犬が散歩をして用を足すことを見れば、散歩と腸の関係は理解出来ると思う。便秘の人に「左足ジャンプ」を勧めているが、足からの刺激が腸に伝わる。そして出来れば森林浴などでオゾンがあると理想的である。よくテレビで学者や音楽家が森の中を歩いているシーンを見るが、理にかなっている。稀に食べ過ぎても頭が働く方を見るが、一般的ではない。何か直感力が必要な時はこの3つを思い出して頂きたい。