ご褒美にビーフジャーキー
これは大分前の話だが、常連さんが全然甘い物をやめられないと言う。以前から「砂糖は麻薬」と言っているが、酷い人になると仕事のご褒美で日に2個ショートケーキを食べるという。これはやり過ぎである。当然、痩せなくて困っている。何か良い変わりはないかと探した。カロリーが少なくて、持ち運び便利で高級感があって腐らない、食べて満足感があるもの、「あ、ビーフジャーキーなら」と思って、多くの患者に伝えた。しかし極めて評判が悪い。誰も覚えてくれない。伝えたことすら忘れている。そういう経験をする度に、患者が麻薬患者に見えてくる。それだけ強烈に日本人には、「ご褒美は甘い物」が染みついている。他人様にあげる場合も、まずは甘い物を考える。ここまで来るとビーフジャーキーは引っ込めざるをえない。苦い経験だが、最近は言わなくなった。ある程度病気をすると身体が痛かったり、上手く動かなかったりすると、やりは人は甘い物を欲しがる。運動の後の爽やかさがないからである。よく患者が、「食べることぐらいしか楽しみがなくて・・・」と言う。気持ちは分かるが、それが腰痛や坐骨神経痛の原因になる事がよくあり、そういう場合は必ず左腰痛である。以前食生活と左腰痛の関係を書いたが、是非ご一読頂きたい。このブログを書いた後に、患者さん2-3人から、「スルメにすればいいのに・・・」と同じ事を言われた。嚙むほどに出汁が出るので、これは良い考えである。
背中を診れば食生活が分かる(甘い物取りすぎで左腰痛、刺激物の摂取で右腰痛)
https://489891.com/2015/07/29/%e8%83%8c%e4%b8%ad%e3%82%92%e8%a8%ba%e3%82%8c%e3%81%b0%e9%a3%9f%e7%94%9f%e6%b4%bb%e3%81%8c%e5%88%86%e3%81%8b%e3%82%8b/