酷い首のこり対処法

常連さんが珍しく首のこりが酷い。何をしたのか聞いたら、「首の専門の先生にバランスを整えてもらおうと思って治療を受けている。それから少し首が辛い。」と言う。時間が経てば楽になるのかもしれないが、今までの3倍ぐらい筋肉が硬く、広範囲である。いつもなら1-2回の治療で治るのに、今日で3回目の治療だが、半分ぐらいしか楽になっていない。流石に本人も、「どうしたら良いの?」と聞くので、「方法は4つあります。」と答えた。

  1. まず首の硬いところが目の動きに連動しているところなので、目を酷使しないこと(天柱というツボ)
  2. 噛み合わせ異常は首の筋肉を硬くするので、新たに日中でもつけられるマウスピースを作ってもらうこと
  3. カラーリング(鞭打ちの時に首に巻くコルセット)を出来るだけ長時間つけて、首の筋肉に負担をかけないこと
  4. 鼻炎(本人は鼻炎持ちと言っている)があればEAT(Bスポット療法)を受けること

こんな話をしたら、「そんなところから治療するの?」と少し不思議な顔をしていた。首が硬くてただ首を治療して良くなれば楽であるが、首が何処から悪影響を受けていることを知ることが大事である。「首は被害者」という考え方で、犯人捜しをすれば首は自然にほぐれる。