口内炎と胃腸障害

中学から通っている常連さんが社会人になり、最近は口内炎に悩んでいるという。前回来たときに、「そんなに長い期間、治らないのは胃腸に問題がある。胃薬と乳酸菌を増やして様子を見たら。」と話をしたら、その後ピタリと口内炎が出なくなったという。本人は感動して、会社内の朝礼でも、「口内炎の原因は胃腸にあります!!」としゃべったらしい。いかに感動したかが解る。我々からしてみたら、「口内炎、咳、アトピー性皮膚炎、鬱病などは皮膚が胃腸と繋がっていて、胃腸の粘膜の反射。だから胃腸を整えれば良くなるはず。」という考え方を持っている。以前、咳が止まらない患者の原因が胃や痔だったことがあり、改めて胃腸との関連を学んだ。結局、身体は胃腸から壊れると以前から言っているが、改めて証明された形になった。結局口内炎にしても咳にしても、胃腸が原因の被害者である。この身体の仕組みが解ると、腰痛でも皮膚炎でもかなり胃腸で問題が解ける。だから先ずは胃を大切にしなければならない。私なども胃に問題はないが、百草丸は夜必ず飲んでいる。胃から崩されないようにするためである。現代医学の中々この考え方はないが、とても大事なことで、中々治らない病気の影には必ず胃腸問題があることを知って欲しい。