小腹が空いたときの対処法

胃炎で通っている常連さんが、「夕食後、少し時間だ立つと小腹が空いてくる。何か良い方法は?」と聞くので、「食後だから余りカロリーの多い物は避けたいでしょう。お腹が空くのは本能だから、無理矢理押さえるより、上手に満たして上げればいいと思います。」と説明した。少しアイデアを列挙してみたい。

  1. 梅干しとお茶-梅は少し大きめの南高梅、1つ食べれば気分は変わる。お茶は玄米茶でも煎茶でも昆布茶でもお好きなもの。
  2. 茎わかめ-コンビニやドライブインでよく売っている。以前は都こんぶをよく食べていたが、最近は人工甘味料を使うようになってしまった。但し、女性は昆布の摂りすぎはダメ。
  3. ところてん-カロリーゼロ。お酢とふりかけが効いている。これも女性は注意が必要。
  4. ビーフジャーキーなどの乾き物-水やお茶でそこそこ腹は満たされる。スルメでも良い。
  5. 大根の輪切り-おでんの中に入っている大根を生で食べる。大根サラダがあるぐらいなので、生でも美味しい。
  6. ナッツ類-ローカロリーで小腹が空いたときには丁度良い。
  7. スポンジケーキイチゴ載せ-ショートケーキから生クリームを取ったもの。色々な先生方と喫茶店に行き、皆がショートケーキを頼むと仕方なく私も同じものを頼んでしまう。来たら間違いなく生クリームをすべて取る。そうするとスポンジケーキイチゴ載せである。これなら食べても大丈夫である。他の先生からは、「そこまでする?」と毎回嫌な顔をされる。
  8. 果物-メロン・桃・巨峰は勧めていないが、ミカン・りんご・バナナぐらいならいいのではないだろうか。

結局、小腹が空いてラーメンには抵抗があるのであろう。カロリーで考えれば、限りなくゼロが良い。こういう内容を書く度に、「昔の日本のちゃぶ台」を思い出す。昔はどこの家庭でも、ちゃぶ台の上には急須と小梅の入ったツボが必ず置いてあった。梅を食べてお茶の飲む習慣があった。当時では今みたいに常に満腹ということは、そんなにはなかったろうから、生活の知恵で梅とお茶で少し小腹を満たしていた。これだけメタボと言ったり、過食の時代になり、少し昔の生活の知恵を借りてもいいと思う。