鬱病総まとめ
当院は鍼灸院なのに鬱病患者が多いです。一つの理由はBi-Digital O-Ring Testで頭や全身状態を診れるからです。
次に頭への血流改善のために「マウスピース」「鼻炎」に対応してくれる医者と提携している事も大きいと思います。
よく患者から、「鬱病の場合、鍼はどこに打つのですか?頭、首?」とか聞かれますが鍼で治療している患者は少数派です。
当院のブログを読んでくる方は多いですが、試しにうちのホームページで「鬱病」と検索してみたら180本のブログが出てきました。
これは多すぎて読めませんので、バックナンバーはどうかと調べたら、そこだけでも7本ありました。
喘息(ぜんそく)
鍋を洗うと再発する鬱病
眩暈(めまい)・頭痛・鬱病を歯医者で治す話
ピアスと鬱病
鬱病治療-頭の回転と体力
これだけブログを書いて結局何が言いたいかというと、「鬱病は基本的に頭への血行不良で起こる。原因として腕のこり、顎関節がらみの首のゆがみ、鼻炎(上咽頭炎)、腸の弱さが関係している。初期は投薬が実によく効くので、薬が増えないうちに頭への血行不良に関わっているものを全て取り除きましょう。頭に血が行けば良くなるはず。」ということです。
長年の経験で鬱病は投薬だけでうまくいくケースは少ないと感じています。
その中でも鼻炎対策、EAT(Bスポット療法)の治療効果は絶大です。
患者さんに、「鼻を治して」と言うと、「全く症状がないのですが・・・」と言う片がいますが、上咽頭炎の場合、自覚症状はありません。専門医に送るとかなりの数、上咽頭炎を指摘されます。
まだまだ「鬱病と上咽頭炎」は世間では広く知られていませんが、我々は「上咽頭炎を治さず、鬱病が治るわけがない」という感覚を持っています。
中々医療関係者の常識と、一般の間に開きがあるのは仕方がないことですが、鬱病の場合は絶対と言っていいくらい必要な治療です。
現実問題全ての耳鼻科の先生が、EAT(Bスポット療法)をやって下さるわけではありませんが、そこは患者が勉強して対応してくださる先生にかかるしかありません。
昔では考えられないくらい、今はネットで何でも調べられる時代になったのですから、ご自分の病気ぐらいは医者まかせでなく学びましょう。