鬱病と鼻炎

鬱病の人がよく来るようになってから、20年ほど経つ。
普通は鍼灸院に鬱病患者は来ないから、初めは何をやっていいかわからなくて、取りあえず首のゆがみと頭をもんでいた。段々とBi-Digital O-Ring Testで全身を診るようになってから、コツがわかるようになってきて、最近では患者の病態が、手に取るようにわかるようになってきた。
最近は鬱病のプログをよく書いているので、それを見てくる方もいる。
当院の治療を知らない方からすると、「鬱病でどこに鍼を刺すの?」と言われそうだが、鬱病には一切鍼を使わない。では何をするかというと、下記の通りである。

  1. おでこのサイトメガロウィルスを測る
  2. 全身の免疫状態を調べる
  3. 胃腸や顎関節に機能障害がないかを調べる
  4. 家庭内に電磁波関係がないかを調べる
  5. 普段の生活に免疫を落とすもの(黒い服や食生活)がないかを調べる
  6. 適切な耳鼻科(EAT(Bスポット療法))や歯科医(マウスピース)に送る
  7. 数回EAT(Bスポット療法)を受けたところで、全身の免疫状態を再び調べる
  8. 残りの問題点の洗い出しする。

実はこれしかやっていない。
たまに頭に100本程度鍼を打つことはあるが、まれである。
これをお読みの方からすると、「ただ、耳鼻科と歯医者に送っているだけじゃないか」と言われそうだが、私は全身の免疫状態を調べているだけで、ほとんど何もしていない。
だったら、はじめから耳鼻科と思うだろうが、鬱病の患者が耳鼻科に行くだろうか?
ではどこの耳鼻科が鬱病を診てくれるのだろうか?
心療内科には行っても耳鼻科や歯医者という話は出ないのではないだろうか。
鬱病は我々から診ると、「おでこのウィルス感染なので、鼻をいじるとよくなる」がつかんだ答えである。
しかし普通の耳鼻科ではEAT(Bスポット療法)をやっていないので、「鼻は大丈夫です」で終わりである。
EAT(Bスポット療法)で上咽頭をこすってもらうことが大事なのである。
最近数名耳鼻科だけで、よくなった患者がいたが、治癒までほぼ1週間以内である。
こんなに早く治ると誰が信じるだろうか。
しかし事実である。
全員がこれだけでよくなるわけではないが、困っている方に是非、EAT(Bスポット療法)とマウスピースと腸を整える話はしていただきたい。

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