薬はあげるものでももらうものでもない
以前ブログで、人からもらった薬で具合が悪くなった人の話を書いた。内容はあるおばあちゃんが医者から、「これを飲むとよく寝られる」と言われ、実際効いたので、不眠で困っている友達に親切心であげたら、それをもらった友達が飲んだ後、具合が悪くなってしまった。薬を調べたら、睡眠薬ではなく、血圧を下げる薬だったという話である。今日来た新米ママは少し不眠やイライラがあり、母親から、「私が飲んで効果のある漢方薬をあげるから、あなたも飲みなさい。」と言われ、飲んだが効かなかったという。中身を調べたら、内容的には更年期障害など少し年齢の高い人によく使う成分が入っていて、新米ママには使わない。医者からの処方でも先生が色々と考えて薬の処方をしている。薬の背景まで分かっていればいいが、本来薬はあげてももらってもいけない。患者の感覚としては、美味しいケーキを少しわけてあげたい程度の感覚だろうが、薬に関しては厳格にしていただきたい。