発表会や試合がないと上達はしない
日舞やバレー、ピアノなど習い事をやっている方は多い。そういう芸事の師匠が口を揃えて同じ事を言う。「ただ稽古を続けてもうまくはならない。発表会があるから必死に稽古をして、それでうまくなる。いくらベテランでも発表会でこれで完璧ということはない。そこで反省をしてまた上達する。その繰り返し。」これはスポーツの世界や我々でも同じ。スポーツなら試合だし、我々から学会発表。「いついつに○○があるから・・・」と思わないと中々本気にならない。今日来た方は試合の計画もないのに、練習を続けているそうだが、そんな事はなかなかできるものではない。昔聞いた話で、よく社長などがやっているトライアスロンは試合がないと練習をしないという。8月は「石垣島でレース」となると俄然頑張れるという。実はそれは素人の話で、プロのトライアスロンは試合がなくても全く同じペースで頑張れるという。そこがプロと素人の違いだそうだ。中々プロにはなれないから、発表会や試合などの目に見える目標を持ちながら頑張りたいものである。