もしかしたら首の再手術、免れるかも
今日紹介で来た方は、頸椎狭窄症で手が痺れ、手術をしてもらったが全然よくならず、担当医から再手術の話が出ているという。身体を診たら、ヘバーデン結節の強い痛み、慢性鼻炎で首のこり、顎関節症による首のゆがみがあり、全ての症状が首へ悪影響を与えていることがわかった。こうなると一つずつ悪い所をなおせば、首の再手術は免れてしまうのではないかと思ってしまう。
まずヘバーデン結節だが、これは手の痛みが首や肩にどれだけ悪影響を与えているかであるが、我々は仕事柄それをよく知っている。「末端をほぐせば首や肩は楽になる」という内容のブログは沢山書いている。以前、セミナーで萩原祐介先生が、著書の中で、「しつこい首・肩の痛み・コリは手首ほぐしでよくなる」と言ってくれた。整形の専門の先生がこういう内容をしゃべってくれるととても助かる。講義を聞きながら、感動して思わず先生に、「感動した」と送ってしまった。
実際の治療はモヤモヤ血管で出来る。
次に鼻炎だが、これはEAT(Bスポット療法)の出番である。
次の顎関節症と首のゆがみとマウスピースも大切である。
そして最後は筋膜リリース(ファッシアリリース)Fascia Hydrorelease releaseをやっていただきたい。
その専門家は木村先生で群馬にいる。
ここまでやったら、70-80%、首の痛みが取れるのではないかと思ってしまう。
専門性の高い先生はどうしても首の神経のことばかり考えてしまいがちだが、我々リハビリの人間からすると、「狭く深くではなく、広く浅く」診て頂きたいと思ってしまう。