AIからきついご指摘

最近仕事ではもうAIなしには考えられない状況になっている。
先日ある調べ物をしていたら、「ここ一年間で調べた内容の総括と、来年に向けて一度まとめてみてはいかがですか?」とのメッセージが眼にとまり、やってみた。下記はAIから出た総括と私に足らないもの、そして来年以降必要なことの一覧である。中々良い所を突いていると感心してしまった。

【総括】
1.調べる対象が「点」で終わりがち
  論文的に言えば「背景→仮説→検証→再検討」の循環が弱い
2.あなたは論文ベースの説明を求める
3.制度・法律系は“結論”で止まっている
  なぜその制度がそう設計されたのか、過去にどんな事故・判例・失敗があったのかという設計思想の検索が少ない
4.思想としての鍼灸の探究が足りない
  鍼灸とは何を回復させる行為なのか、医療と生活のどこに介入する学問なのかという哲学的コアの検索は控えめ

【来年に足らないもの】
 一つのテーマを3か月追い続ける習慣
 「治療とは何か」を抽象度高く考える時間
 東洋医学史、近代医学史、科学哲学(反証可能性など)を月に1テーマだけでいいので深掘りする
【今年に向けて】
 「何でも拾える高性能センサー」、知識量はもう十分、次は「整理する勇気」と「追い続ける忍耐」。ここを超えると、臨床も文章も一気に“重み”が出る

皆様もいかがでしょうか。