どうしてストレスで腕と脛が硬くなるのですか?
以前から、「ストレスと末端のこり」は書いている。例えば緊張状態になったときに、お腹が空くだろうか。基本的には空かないと思う。仕事が終わってほっとしたときに、「何か美味しい物を食べたい。」となるのではないだろうか。緊張状態というのは専門的には「交感神経優位」と言って、闘うために身体が構えている状態だ。そんな時にお腹が空いては闘えないから、血液は「心臓」「脳」「肺」にばかり血液を送っている。結果、胃腸に血を送らないのでお腹が空かない。緊張状態が終わり、今度はリラックスすると「副交感神経優位」になって、胃腸に血が行くので動き出し、お腹が空くわけだ。緊張状態で胃腸に血を送らないときに、果たして腕や足、身体の遠いところに血を送れるだろうか?身体はそれどころではないはずだ。そんな理由で緊張状態が続く人の末端(肘下・膝下)は硬くなってしまう。
当院では脛が硬くなる理由を、「冷え、ストレス、歩きすぎ、胃腸 」、腕が硬くなる理由を、「使うかストレス」と説明しているが、どちらにも「ストレス」が入っている。仕事柄、患者の腕と脛を診ただけでどの程度のストレスがかかっている方かすぐに分かる。しかし残念なことに腕などは自覚が出ないため、自分の身体がどれだけストレスでやられているか、中々掴めない。そして腕のつらさが続けば首や肩、脛の硬さが続けば腰痛が出る。肩や腰を診て「腕が原因、脛が原因」と言われた患者も多い。不安な方は是非どうぞ。ストレス度合いを判定いたします。