男はいかない

これは昔から感じていることだが、男性は五十肩のリハで殆ど途中から来なくなる。女性は化粧や髪を洗うのにどうしても治りたいからまず通う。鬱病でも同じ事が言えて、当院では鬱病は全員EAT(Bスポット療法)に送るが、女性は短期間にちゃんと治療してすぐ治るが、男性は仕事が忙しいとか言って殆どいかない。短期間で集中治療が必要だと説明してもいかない。鬱病の場合、早いと週に3-4回治療しただけで治る女性は何人も経験しているが、男性でちゃんと通う人を見たことがない。どうしてこうも違うのか理由はわからないが、男性の場合、「治療だけに専念できない」「治療しなくしても何とかなるのではないだろうか」「仕事が落ちついたら通うつもりでいた」と理由ばかりを言ってくる。仕事の責任があるのはわかるが、十分に治療出来ない理由を仕事との駆け引きにする。我々から見ると、「治療できない」ではなく、「本当は治療したくないのでは・・・」と言いたくなってしまう。その結果、「数回治療して、仕事が忙しくなって最近また症状が悪くなった」と言ってくる。以前は病気を「雨漏り」に例えていたが、最近は「ボヤ」に例える。ボヤを消さないでいたらどうなるだろうか?ここまで説明しても現実は中々いかない。やがて、「だから言ったじゃない」と言われたり、「おれはあそこに行けば良くなることはわかっている」と弁明ばかりしている。その男女差、昔から変わらない。当分この話は男性患者には言いそうである。