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口腔内総まとめ

私は歯医者ではないので歯科領域の専門の話は出来ませんが、普段の臨床で気になっている口腔内の話をします。 顎関節と首のゆがみ-これは何度も書いていますが、首が辛い患者さんの治療をした後、歯医者に行かれると簡単に首の筋肉の状態が変わってしまいます。これは首の筋肉の支配権を歯が持っていることを意味します。もっと正確に言うと、「噛み合わせが首の筋肉に影響を与える」という事です。最近は首のどこが硬いと噛み合…

頭痛総まとめ

頭痛についてはまず下記のことをチェックしなければなりません。 まず頭と首のCT・MRI(場合によっては造影剤で血管撮影)で腫瘍や血管の問題の有無を確認します。そこで問題が見つかれば専門医が対応してくれます。 鼻炎を調べます。出来ればEAT(Bスポット療法)の専門医に内視鏡を使って調べてもらいます。当然、上咽頭炎もチェックです。 噛み合わせの専門の先生に診て頂き、マウスピースや顎関節の治療を行います…

首総まとめ

首についてはまず下記のことをチェックしなければなりません。 腕のこり 寝違いの反応点 首のゆがみ-噛み合わせ 鼻炎 頭の荷重 首の横の筋肉(胸鎖乳突筋)の緊張 まず「腕のこり」ですが、この部分はかなり硬くなっても自覚症状が出ません。腕は「使い過ぎ」か「ストレス」しか硬くなりませんから、パソコンやスマホ、力仕事などで必ず硬くなります。また身体にストレスがかかると心臓が血管を締め、心臓から遠いところに…

1年後に同じ症状で来た人

1年前に下記の症状を持った方が来た。少し列挙してみる。 腕のこりが酷く原因はパソコン病(自覚が出ないところ)とストレス 鞭打ちの後遺症の反応があり首がおかしいと予想できる 胸骨のゆがみがあり、首肩の痛みが長引いていることが予想される 喘息の反応点がある ヤダモン君の反応がある(仕事をしたくない) 首のゆがみがありマウスピースは必要 甘い物取りすぎで左の背中が硬い-「砂糖は麻薬」と指導 眩暈があるの…

ブログランキング5位~9位

ではブログランキングの続きを書いてみたい。 5位 歯を治すと扉が押せる話(鞭打ちの後遺症のツボ) 6位 スタマックライン 7位 首のゆがみとマウスピース 8位 胸骨のゆがみ(胸の真ん中の痛み) 9位 胃薬について まず5位の「歯を治すと扉が押せる話(鞭打ちの後遺症のツボ)」であるが、病院勤務時代に救急外来にいたので、交通事故で鞭打ちの方はよく来た。こちらがリハをやっていると、ある時腕の外側の硬い方…

部署が変わって鬱病になった話

長年仕事をしていると、社内で部署が変わっただけで鬱病になる人がいる。ある営業が得意な女性は、お客様相手に販売するのが大好きで全国を飛び回っていた。成績が上がり部下も増え、ある時会社から、「代理店の責任者をやってくれ」と言われ、引き受けたものの、仕事の内容が事務処理ばかり。全くお客さんと触れなくなり、鬱病になってしまった。話を聞きながら、「あなた元の仕事に戻りなさい。そうすれば治るから。」という話を…

顔色が悪いと言われて

今日初めて来た方は、「ここ2年位顔色が黄土色になることがある」と言う。こういう場合はまず、肝機能(黄疸)や乾皮症(みかんの食べ過ぎ)を疑う。しかし話を聞いたら、血液検査で何も引っかからないという。そうなると遺伝的なもの、「先祖は北欧系の方はいないか?」と聞いても、「いない」と言う。あとは「アトピー性皮膚炎」や「腸炎」「自律神経失調症」を疑う。「どんな時に黄土色になるの?特徴は?」と聞いたら、「不眠…

私は占い師ではありません

時々紹介で、「○○さんから聞いたのですが、先生はまるで占い師みたいだと聞きました。私を見て下さい。今後どう生きたら良いですか?」と言う人がいる。 私は占い師ではなく、按摩・マッサージ・指圧師・鍼灸師である。 何故そうなるかというと、初診で身体を診ながら、下記の内容は良く言う。 おでこ(前頭前野)-ストレス度合い-Bi-Digital O-Ring Testを使い測定する。ストレスの内容は全くわから…

顎が痛い

常連さんが無呼吸症候群の治療で、マウスピースを作ってもらい、顎位を調整しているという。しかしマウスピースを夜に装着したあと、朝顎が痛くてご飯が食べられないという。流石にこれでは困るので、歯医者で調整してもらったがまだ痛むという。歯医者には、「少し慣れるまで頑張って。」と言われていると言う。そして今日は寝違いで来た。以前から、「首のゆがみとマウスピース」でも書いているとおり、マウスピースが合わなけれ…

医科歯科連携

最近、これだけZoomセミナーに出ているとしきりに、「医科歯科連携」が合い言葉になっている。 例えば糖尿病の人の場合、歯周病があると悪化する事がわかっていて、歯科での定期検診が血糖値のコントロールに影響する。 昨日出たセミナーでも循環器の医者が、「鼻(上咽頭炎)を治すと不整脈がよくなる患者が数人いた」と報告していた。 我々の世界では、「首のゆがみはマウスピースで治す」はもはや当たり前になっている。…

勝手に良くなった方

常連さんの紹介で、腕や坐骨神経の痛みが治らない方が来た。話を聞くと、「今まで数件回ったが、すぐに戻ってしまう。全然良くならない。」と言う。身体を診ると「我慢強い」「根を上げない」「病気は仰山にしろ」「飲酒が多い」「噛み合わせにマウスピース」の問題点があったので、関連の話しかしていない。3回治療して3割楽になったという。1回の治療で1割取れればあと7回やれば全治である。しかし私からするとそんなに効く…

鬱病が断食で治らない理由

長年治療をしているとどうしても難しい方が増えるので、自然と断食の勉強もするようになる。本を読めば読むほど断食が万能という感じになるが、しかし患者を送っても中々結果が出ないことがある。初めのうちは断食の日数が足らないとか、何回かやるうちに効果か出ると思っていたが、EAT(Bスポット療法)やマウスピースに患者を送っているうちに、治癒率が違うのと鼻と噛み合わせだけで良くなる患者がいることがわかり、断食よ…

EAT(Bスポット療法)+鼻洗浄+マウスピース+口テープでワンセット

EAT(Bスポット療法)は何回か書いている。今まで中々改善しなかった症状を治癒に導いてくる。鼻や噛み合わせ、腸の治療の重要性を益々感じるが、EAT(Bスポット療法)と鼻洗浄、マウスピースと口テープ(優肌絆)でワンセットだと思っている。目的は強制的に口呼吸から鼻呼吸への変換である。EAT(Bスポット療法)は通える方でも週に一度なので治療としては足らない。先生から塩化亜鉛をもらって自分で塗るように指導…

ツボの使い方とお膳立て

鍼の免許を取り立ての頃は、風邪の時に何処に鍼を打てば良いのか色々な参考書をもとに治療していた。結論から言うとあまり効かない。きっともっといいツボがあるはずだと勉強しても、治療効果がどうしても上がらない。今から考えると実に浅い考え方であるが、当時は真剣である。では何が問題なのか、お膳立てされていないのである。例えば風邪の時なら、胃腸の問題を取り除き、骨格のゆがみを治して、顎関節を整えてから問題の所に…

ごちゃ混ぜと1つのルール

不眠症や過食症、鬱病など最近多いが、「鼻」「歯」「腸」の治療の重要性は以前から書いている。特にマウスピースは外せない。自律神経をコントロールするのに顎関節は大事なところで、そこが不具合では治らない。しかし装着するとかえって症状が酷くなる方がいる。日中はともかく夜間はマウスピースを装着して戴くよう歯医者で指導されるのだが、夜間の装着を嫌がると結局何もしないのと同じになってしまう。これは困るので、患者…