キーワード %E7%94%9F%E3%81%8D%E6%96%B9

全部側弯が悪い?

今日来た側弯症の方は子供の頃から一時期装具をつけたり、手術の話も出たという。背骨を診ると確かに曲がっているが、だからといって身体に出ている症状の全てが側弯症が原因ということはない。側弯症は大体殆どが女性で小学校高学年ぐらいから指摘され、曲がっている角度が15度以内だと経過観察、25度以上だと手術も検討される。当院にも今まで多くの側弯症が来たが、意外と日常生活に困らないものである。そういう方達には必…

身体と生き方

40年以上仕事をしていると最近は少し説教っぽい事を言いたくなってきた。 下記に挙げるものは、身体と生き方のコツである。 基準にしているのは「体が喜ぶか喜ばないか」である。 ■悪い習慣  根を上げることは罪悪と思っている  限界までやらないと気が済まない性格  甘い物・辛いものが止められない  満腹まで食べないと気が済まない  飲んだ後は必ず締めのラーメンを食べる  物事に白黒つける癖  スケジュー…

勝手に良くなった方

常連さんの紹介で、腕や坐骨神経の痛みが治らない方が来た。話を聞くと、「今まで数件回ったが、すぐに戻ってしまう。全然良くならない。」と言う。身体を診ると「我慢強い」「根を上げない」「病気は仰山にしろ」「飲酒が多い」「噛み合わせにマウスピース」の問題点があったので、関連の話しかしていない。3回治療して3割楽になったという。1回の治療で1割取れればあと7回やれば全治である。しかし私からするとそんなに効く…

懲りない方

坐骨神経痛で通っていた方が、ほぼ治まり準卒業を出した。なぜかその後すぐに来たので聞いたら、「今度はパソコンのやり過ぎで具合が悪く、坐骨まで辛い。」という。腕を診るといかに根を詰めたかがわかる。完全にやり過ぎで神経の興奮とともに、坐骨神経まて反応したのであろう。この問題は殆ど本人の性格に起因する。身体の器が10で心の満足度が15だといつも具合が悪い。15以上やらなければ納得しないし、自分が許せない。…

側弯症の方に、「あなたは長生き出来る」と伝えた話

今何人か、側弯症の方が通っている。我々が治療したところで背骨が真っ直ぐになるわけではないが、細かい生活指導はしている。以前に下記のように内容で側弯症について書いた。 側弯症と出産 小鳥タイプで側弯症の生き方 側弯症と腹圧 弱点を何とかするより長所に負担をかける話 小さな努力の積み重ねで結果を出す 結局、自分は背骨が真っ直ぐな方より多少内臓や運動機能が落ちていると自覚する。そして弱いところを補う努力…

がんが自然に治る生き方

T. ケリー・ターナー著『がんが自然に治る生き方』は「がん関連」書籍ベストセラーになっている。 西洋医学な治療だけでなく、現実に良くなった方達の徹底した調査をもとに、「劇的な寛解」に至った人たちが実践している「9つのこと」が書かれている。 「劇的な寛解」とは、がん患者において以下のいずれかが起こったこととする。 ■医学の標準治療(手術、抗がん剤、放射線)を一切用いずに、がんが検知できなくなった場合…

牛乳について

Bi-Digital O-Ring Testの勉強を始めてから、アトピー性皮膚炎の患者さんが食品を診て欲しいと来るようになり、何となく牛乳は好ましくないなと思っていました。 そんなある日、前立腺がんの術後の方が来て、前立腺がんに悪い食品をみてくれというので調べたら殆ど乳製品でした。 数年前に新谷先生の「病気にならない生き方」を読んだら、「牛乳は牛の飲み物」と書いてありました。 がん予防の勉強をして…