身体のこりと社長の判断
以前、首のゆがみとネガティブシンキングで書いたが、身体の何処かに不具合があると頭が働かない。特に社長業の場合、心臓の反応点が出たりしていると、「あまり問題をため込めないでしょう。短絡的な答えをすぐに出しちゃうでしょう。」と言うと、「そうだ。」と言う。社長業は問題をため込み、考え、時期を見てなど色々と腹に貯めておかねばならないことが多い。そんな時身体に余裕がないと、手っ取り早い答えに飛びついてしまう。後で考えるとどうしてあんな答えを出したのだろうと、首をかしげたくなるようなことを平気で言ってしまう。すべて体調の問題である。そんな経験を何回もしていると、「社長、今身体にゆとりがないから、色々なことを言わない方がいい。」とアドバイスしてしまう。逆に体調が良い時は、「直感でどんどん行けますよ。」と言ってしまう。時に多いに感謝されるが、社長も人の子、腹の具合の悪いときもある。有能な秘書というのはそれが側にいてわかり、色々とアドバイスするのであろう。色々な社長を見ていると奥様や秘書のいうことは実に的確である。耳が痛い社長もいるのではないだろうか。