首のゆがみとネガティブシンキング

印刷する

首のゆがみとネガティブシンキングの話をしてみたい。ある方が最近全く頭が働かないという。調べてみると肩こりと首のゆがみがかなりひどい。これでは頭へ血が行かないので、物が考えられなくても仕方がない。脳も臓器なので酸素や栄養分がいかないと働けない。胃が消化できるのも、足で走れるのも血液が十分に供給されているからである。脳に血が行かなければものの記憶が出来なくなったり、感情がコントロールできなくなったりする。長年治療をしていると企業のオーナーや物書きの先生、芸術家などが時々アイデアや別の考え方をひらめかせるために来る。その方達に聞くと首と肩を楽にしてもらうと新しい考え方がひらめく事があるという。体験的に首がこっていると変な考え方になってしまうことを感じているのだろう。首が気になって何か結論を出さなくてはならないときは、何とも短絡的な答えしか出せない。後で考えると何でこんな結論を出してしまったのだろうと後悔することが多い。考えに深みがない。子供でも出せそうな答えである。後で考えればビックリするぐらいネガティブな考え方しかしていないことに気がつく。もっといろいろな見方が出来たのに、何でこんな考え方しかできなかったのだろうと思ってしまう。正しい判断力が欲しいときは、まずは肩こりの治療から始めればいい。身体が心や感情の一部支配権を持っているのである。健全な肉体に健全な精神が宿るのである。

2015年7月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中