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どうしてすぐに鍼を打たないのですか?

鬱病の方に、「ここは鍼灸院なのにどうしてすぐに鍼を打たないのですか?」と聞かれた。これには少し理由があって、長年の経験でどんな症状の方もいきなり鍼をやって効く方と効かない方がいる。昔は理由がわからなかったが、段々調べていくうちに患者さんの環境の違いでそういうことが起こるとわかった。例えば風邪で咳き込んでいる患者さんに鍼をやって効かなかったとする。その方がご自宅でどういう生活をしているかはわからない。試しにご自宅に行ってみると、家は隙間だらけでストーブもつけていない。風呂も入らず、食事も粗末、睡眠も十分に取れていない。こういう生活をしていたらいくら鍼をやっても効かない。まずは部屋の暖房や風呂、食事や睡眠を整えれば鍼は効く可能性が強い。そこに気がついた。以前、難病チェックでも書いたが、「鼻」「歯」「腸」を整えてから鍼を打つとよく効くことを経験的に知っているからである。こんな説明をしたら、「なるほど」と納得していた。

2018年10月17日

健康増進法

先日、テレビで池上彰さんの番組を観ていたら、「健康維持を国民の義務とする」ということを言っていて、調べてみたら健康増進法に国民の責務として、第二条 「国民は、健康な生活習慣の重要性に対する関心と理解を深め、生涯にわたって、自らの健康状態を自覚するとともに、健康の増進に努めなければならない。」と書かれていた。
これは知らなかった。
背景には高齢化やメタボなど医療費の増大に伴い、健康寿命を延ばそうとしているのであろう。
そう言えば受動喫煙防止や特定保健用食品(トクホ)など、色々な形で制度が変わってきている。
しかし義務といっても違反して罰則はない。
本来ならこれは家庭か学校、企業で取り組む問題であろう。
子供の頃から病気がちだと医者によく行くので何となく身体のことはわかるが、学校で心臓や肝臓、血管など臓器を教えても予防法までは教えない。
企業の健康診断は大分普及してきたが、まだ十分とは言えない。
では何処で健康増進法を学べば良いのだろうか。
こうなると当院のように通いながら寺子屋方式は強い。
治療しながらあらゆる角度から患者さんの病気のことはもちろん、健康法の話をしている。
5年も通えば自分の病気のみならず、他人の病気の心配もして指導している。
まさに「にわか医者」である。
医療費の増大に伴い予防法は大きな課題になりつつある今、ただ国も義務と言っていないで、予防法を学ぶ仕組み作りが大事である。

2018年10月15日
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スタッフ

中島

nakajima_2011a
古典鍼灸治療
元サッカー選手

後藤

goto_2013
鍼灸師柔道整復師
アロマコーディネーター
ameblo