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後鼻漏について

後鼻漏の患者さんは多い。詳細は下記を見て頂くとして、何が問題か少し書いて子みたい。

https://www.ginzaclinic.com/s-koubirou/

まず慢性的に咳をしている。喉が絡む感じで派手な咳ではないが、いつも喉の調子が悪そうである。次に慢性的に喉の違和感を訴えてくる。風邪を引きやすかったり、酷くなると肺炎まで出てくる。次にいつも鼻水を飲み込んでいるので食道や胃腸炎を訴えてくる。胃腸炎が長引けば坐骨神経痛まで起こす。病院で検査しても中々引っかからないが、何となく調子が悪いという。こんな状態が続けば免疫は下がり、首の違和感は慢性となり、耳の症状や頭痛まで出てくる。患者さんの中にはどの耳鼻科に行っても、「あ、後鼻漏ね。」でカルテに書くだけでこういう治療があるとは言ってくれないので、治らないものと諦めている方は多い。治療も耳鼻科だけでなく、歯科、内科など総合的に診ていかけなればならないが諦めてはいけない。この慢性後鼻漏はほおっておいても治らないし、出来る努力はすべきである。当院ではEAT(Bスポット療法)を勧めている。中々一般耳鼻科でやってはもらえないが一番効果がある。自宅では鼻洗浄やネブライザー、寝るときのマスクや口テープなど駆使して完治を目指して欲しい。

2019年1月14日

医学は科学、医療は物語

「医学は科学、医療は物語」この言葉はがんのセミナーで患者さんから教わった。
病気を研究するのが医学なので、がんなどはどうやって殺すか取るか、叩くかという話になる。
患者の死は医学においては敗北である。
だから新しい治療法が出るまで延命すれば、負けていないことになる。
よく聞く話で抗がん剤を使い続け、がんは大きくならなかったが、免疫不全の肺炎で亡くなれば負けたことにはならない。
そしてがんが大きくなった小さくなったが基準になったしまう。
だから○○の抗がん剤で△△延命したが基準である。
これは「医学は科学」である。
しかし「医療は物語」となると大分話は違う。
がんは大きくなったが、その方の尊厳を守れたとか、最後とても心豊かに過ごせたとか、蝕まれたからだから解放され、悔いなく霊界に行けたとかは物語である。
患者にとっては物語が大事で、自分の運命宿命と闘いながら、今日十分に生きられたことが大事である。
過去を振り返り、悔いがないとか、心残りがないとか、心配がないとか、患者にはストーリーがある。
私も病院勤務をしていたので良くわかるが、入院患者は病名で呼び分ける。
「あの肺がんの方」「あの脳卒中の方」
患者一人一人に生きてきた人生があり、たまたまその時期病気になったが、その方の物語は継続している。
だから入院中に自分の物語を中断したくないのである。
父を肺がん亡くして8年になるが、緩和ケアでお見舞いに行くと医者から看護師からかかわって下さっていた方達が、皆父の戦争での特攻隊の話を知っていた。
緩和ケアなのでゆっくり話を聞いて下さったのであろう。
自分はこういう風に生きてきた人間だという物語を語っていたのである。
保健制度の中、時間を割いてこの物語まで病院がまかなうのは不可能であるが、患者の不満はこの物語を軽視していることである。
人には歴史があり、患者が望んでいるのは自分の物語に光を当ててもらいたいのである。

2019年1月14日
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スタッフ

中島

nakajima_2011a
古典鍼灸治療
元サッカー選手

後藤

goto_2013
鍼灸師柔道整復師
アロマコーディネーター
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