鬱病は腕から治す

今日来た方は身体を腕を触っただけで、「タフな方」「根を上げない」「パパ似」「厳しく躾けられた」「腕のこり30年」「鬱病」「姉がいない」と解った。詳細は割愛するが、特にこの「姉がいない」は特徴的で歯医者に聞くと、「長女は皆噛みしめて生きているからすぐわかる。」という。まず腕は「使う」か「ストレス」しか硬くならない。この方は経理の仕事で日に13時間パソコンを使っているという。我慢強いこともあってそんな状況を続けている。「根を上げない」のでストレスはたっぷりである。これでは心が持たない。当然、鬱病になってしまう。話を聞いたら、会社に行けなくなってしまったと言う。よく我慢したと思う。初診でそんな話をしたら、ビックリしていた。では解決法だが、「鬱病は腕から治す。」が正解である。自覚症状の出ない腕の問題が、首のゆがみを悪化させ、頭に血を送らなくなる。当然、頭痛も出る。そして困った事にこの方は「噛み合わせ」の問題もあり、ここまでくると自力回復は出来ない。腕の治療と噛み合わせ(マウスピース)を同時に治療しながら、首のゆがみを治せば鬱病は快方に向かう。世間では「鬱病の治療で腕を揉んでもらった。」と言えばまだまだ非常識だろうが、解決方法はこんな所にある。

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