キーワード 鬱病

鬱病と鼻炎

鬱病の人がよく来るようになってから、20年ほど経つ。 普通は鍼灸院に鬱病患者は来ないから、初めは何をやっていいかわからなくて、取りあえず首のゆがみと頭をもんでいた。段々とBi-Digital O-Ring Testで全身を診るようになってから、コツがわかるようになってきて、最近では患者の病態が、手に取るようにわかるようになってきた。 最近は鬱病のプログをよく書いているので、それを見てくる方もいる。…

硬いパンと鬱病

今まで留学して鬱病になってしまった人を何人も診た。身体を診るとほぼ同じ原因である。それはメンタルがやられる部分は分かるのだが、それ以外に大きな影響があるのが、「硬いパン」である。日本ではそんなに硬いパンは売っていないが、本場のフランスやドイツのパンは相当硬い。硬いパンに慣れていない日本人が硬いパンの生活をすると大抵、一側でしか嚙まず、煎餅と違い硬いパンは引きちぎるような事をしなければならないので、…

鬱病総まとめ

当院は鍼灸院なのに鬱病患者が多いです。一つの理由はBi-Digital O-Ring Testで頭や全身状態を診れるからです。 次に頭への血流改善のために「マウスピース」「鼻炎」に対応してくれる医者と提携している事も大きいと思います。 よく患者から、「鬱病の場合、鍼はどこに打つのですか?頭、首?」とか聞かれますが鍼で治療している患者は少数派です。 当院のブログを読んでくる方は多いですが、試しにうち…

ブログ諺⑩-鬱病は腕から治す

これはあまり聞いたことがないと思います。鬱病の方は頭に血行不良があり、頚を患ってしまうとどうしても悪化しやすくなってしまいます。では頚を悪化させるものは何でしょうか?答えは、「噛み合わせ」「鼻炎」「腕のこり」です。「噛み合わせ」は歯医者に送るので、マウスピースを作ってもらって終わり。「鼻炎」はEAT(Bスポット療法)で耳鼻科に送って終わり。「腕のこり」は我々の仕事です。しかし困った事に腕は自覚症状…

鬱病への道

今日来た若い女性は以前から頭痛があり、原因は首のゆがみが関わっているとわかったので、EAT(Bスポット療法)とマウスピースを勧めていた。身体全体にはストレスが強く、腕や脛が硬い事も頭痛には悪影響である。そんな状況だとよく女性は心を満たすために甘い物を必ず食べる。それも中毒的に。そうなるとお腹周りが太ってきて、足への血流が落ちるから、歩きたがらない。今までのピッタリした服など入らないと又甘い物を食べ…

部署が変わって鬱病になった話

長年仕事をしていると、社内で部署が変わっただけで鬱病になる人がいる。ある営業が得意な女性は、お客様相手に販売するのが大好きで全国を飛び回っていた。成績が上がり部下も増え、ある時会社から、「代理店の責任者をやってくれ」と言われ、引き受けたものの、仕事の内容が事務処理ばかり。全くお客さんと触れなくなり、鬱病になってしまった。話を聞きながら、「あなた元の仕事に戻りなさい。そうすれば治るから。」という話を…

慢性腰痛と鬱病

慢性腰痛で通っている人が突然股関節が痛くなったという。色々と関節を動かしてみたが全く痛がらず、関節の中というよりは周辺の筋肉が硬い。もちろんレントゲンやMRIで調べなければならないが、慢性腰痛をほったらかしにして、周辺の筋肉(お尻周辺)まで硬くなったことが原因のようにのように思えてきた。この方は以前から逆流性食道炎があり、ぎっくり腰の時は来るが辛くならなければ来ない。「胃をちゃんと治さなければ腰は…

眩暈と鬱病治療はほぼ同じ

常連さんが時々眩暈(めまい)を訴えていたが、数週間前から酷いという。早速耳鼻科で診て頂いたが、思ったほど改善したいので、何か策はないかということで来られた。そこで指導したのが下記の内容である。尚病名は良性発作性頭位眩暈症である。 良性発作性頭位眩暈症は耳石を動かす体操があるので、ちゃんと毎回実行すること 眩暈に関しては我々はウィルスの関与と考えているので、荏胡麻を取ること マウスピースを作ると顎関…

鬱病治療のコツ

年配の常連さんが去年から少し精神的に落ち着かないという。たまたま「少し肩でも揉めば良くなるかも」と当院を思い出し、久しぶりに来られた。話を聞いた途端、鬱病を疑ったので、「すぐ医者に行きなさい」と話をしたが、「薬ですか?薬で治るのですか?」と聞かれた。なので「とにかく早く処置しなさい」と伝えたが、担当の医者が若すぎて頼りないという。「頼りなくてもいいから先生の指示に従いなさい。初期は効く人が多いから…

鬱病と逆流性食道炎

年配の常連さんが最近精神的におかしいという。 今まで十数年診てきてそんな事を言ったことは1度もないのに、何故か胸がザワザワしてまるで自分ではないみたいな感じがすると言う。 仕事柄、鬱病はよく診るので、先ずは心療内科で薬をもらいなさいと指導をした。 残念ながら薬の効果がなく、胸のザワザワは治まらないという。 本人にすれば薬までもらって良くならないのは余程悪いと感じたらしく、毎回不安ばかりを口にする。…

パソコン病のとなりは鬱病

以前からパソコン病については何度も書いている。原因は腕のこりで腕は自覚が出ないから、首や肩がおかしくなる。そうなれば当然、頭の血行不良が起こる。パソコンのやり過ぎでストレスがかかり胃がやられ、腸までおかしくなる。頭の神経伝達物質は腸で作るから、益々頭が働かなくなる。これが続けば簡単に鬱病になれる。だから我々は腕のこりを診ると、「この方、鬱病大丈夫かなぁ。」と思ってしまう。患者はただ首が痛いとしか言…

少食だけで改善した鬱病

紹介できた方の全身を調べると、鬱病といってもいいぐらい免疫の状態が良くなく頭の働きが悪い。いつもの通り、「EAT(Bスポット療法)」と「マウスピース」を指導して、マウスピースが出来たので1ヶ月ぶりに来た。又同じように全身を調べると、嘘のように免役は改善しているし、胃腸機能は良くなっている。こちらにしたら、EAT(Bスポット療法)とマウスピースだけでも大変なのに、乳酸菌の指導はあとでいいと思っていた…

鬱病は腕から治す

今日来た方は身体を腕を触っただけで、「タフな方」「根を上げない」「パパ似」「厳しく躾けられた」「腕のこり30年」「鬱病」「姉がいない」と解った。詳細は割愛するが、特にこの「姉がいない」は特徴的で歯医者に聞くと、「長女は皆噛みしめて生きているからすぐわかる。」という。まず腕は「使う」か「ストレス」しか硬くならない。この方は経理の仕事で日に13時間パソコンを使っているという。我慢強いこともあってそんな…

治らない鬱病と貧血について

ここ15年ぐらい鬱病の方が多い。7-8割はBi-Digital O-Ring TestとEAT(Bスポット療法)で良くなるが、どうしても2-3割は治せない。分子栄養学の先生に送ったり断食など試すが、結果は芳しくない。こういう壁にぶつかったときはいつもチャンスで、今までキネシオテーピングを学び解剖でつまづき、解剖を学び行き詰まりBi-Digital O-Ring Testを学び、Bi-Digital…

鬱病と思想

男性の鬱病患者で何とか現状を打開しようといろいろな本を読み、ある特定の思想にはまる方が時々いる。「今の日本はダメで、○○主義、思想を目指すべきだ。」「自分がこういう状態になったのは○○体制のせいである。時代の被害者である。」思想自体をどうこう言うつもりはないが、その方の現状を見ていると、親に世話になっていたり、奥さんが働いていたりととても自立しているとは思えない。「今の政治を変えなければならない。…

鬱病治療と彼女探し

心が病みパニック障害などで外出も出来ず、電車に乗れない方は多い。治療をしていく中で改善するとまず外出が出来るようになる。次に恐る恐る電車に乗る。一駅毎に降りたりはするが、何とかこなせるようになれば大分回復している。日に1-2時間、散歩が出来れば大分改善したと言える。そんな時いつも思うのが、「散歩しながら何かを見つけて欲しい。」ということである。散歩だけで改善するわけではなく、普段と違った環境で人に…

鬱病治療の注意点

Bi-Digital O-Ring Testをやっていると鬱病の方は多い。現代医学では鬱病を中々数値化できないが、Bi-Digital O-Ring Testの技術を使うと手に取るように頭の働きや免疫の状態など数値で把握できる。改善しない項目は集中的に治療が絞り込めるので、効果を上げている。最近は20代30代の患者が多く、一昔前では考えられないような状況になっている。特に学生で鬱病を発症当時は学校…

右肋間神経痛と鬱病

会計の仕事をやっている方が少しノルマをかけられ、身体にストレスの反応が強く出ている。ストレスは心臓が血管を締めつけるため末端の血行不良が起こる。腕や脛などが硬くなるのが特徴である。緊急時は胃腸にすら血を送らないので、手足など殆ど血が来ないといってもいい。そんな状況でパソコンを続けるとマウスの影響で右腕ばかり辛くなってくる。その影響は肩まで行ってしまう。こんな時は左肩に余裕があれば大丈夫だが、ストレ…

鬱病と新人

鬱病治療をしている方がひどくさえない顔で来た。見た途端悪化がわかったので話を聞いたら、職場で人間性を疑うような人が入ってきて担当してくれと言われたという。患者さんは我慢強い方なので、「あなたがこのまま我慢すればもの凄い不味いことが起こる。そんなに問題児なら今なら社長に言って止めさせてもらえば良いが、時間が経つとあなたの病気が悪化して仕事の能率が落ちる。新人が社長に何かあることないこと吹き込むとそれ…

耳鳴りと鬱病

長年耳鳴りが治らない方は多い。どうしても夜寝られなくなったり、不安になる。精神安定剤や睡眠導入剤が増えてしまう。気持ちは分からないでもないがこういう場合、診てもらっている医者が複数になると、酷い方で8-10剤ぐらいの睡眠導入剤と安定剤を飲んでいる。そしてお互いの医者が他の先生の処方を知らない。患者がこれはこっちの先生がいいと思って、一つの症状だけ相談する。仕事柄、そういう方に出ている処方箋を見ると…